タロットカード講座 備忘録0105
オンラインの動画視聴で進めている、タロットカード講座の備忘録です。
今回はとくに実践ワークはなかったのですが、備忘録だしね。
印象に残ったカードについて、ちょっと書きたいなって思います。
今回講座で学んだのは「ワンド(火)のスート」。
数札のカードです。
数札は、1~10、10枚のカードがあります。
ワンドは「情熱や理想」のカードです。
そのため、「情熱や理想を描いた物語」として、1~10を見ていくと分かりやすいそうです。
10枚のカードはこんな感じ。
一部、光っちゃってますが💦
1…情熱などを伴ってスタートを切る
2…やりたいことなどの方向性が見えてくる
3...具体的な方法が伴ってくる
4...ベースキャンプを構える
5...いろいろな人たちと議論、討論などをしながら進めていく
6...自分の意見が採用される(花を持たせてもらえる)
7...他者より一歩抜きんでる
8...良い意味での急展開が起きる
9...次に進むために一時的に退避して止まる
10...多くの人の理想を抱えて進んで行く(実はしんどいけど…)
てな、ざっくりとした解釈です。
確かに、新しいプロジェクトに取り組むときの「情熱」「理想」を優先したときの捉え方と似ていますよね。
それで、逆位置(正位置の性質が裏目に出たりなどの解釈をする)についても、「あくまでも例として」という形で講義がありました。
その中で私がとっても納得できた解釈の1つが「ワンド8」の逆位置での解釈でした。
他にもいろいろな解釈があるのですが、私が一番納得できたのは「嫉妬を向けられる」というものでした。
嫉妬について
私自身、様々なシーンでなぜか嫉妬をされることが多いんですよね。
で、特に私自身自分が秀でているとか、何か優位性を感じることはないので、なぜ嫉妬されるのかが全く分からないんですよ💦
それと私自身、どこか「私は私、他人は他人」と思っている、つまりは「比べても仕方ないでしょ?個性や能力はそれぞれなんだから」と思っているので「嫉妬する」ということがあまりないので(ゼロとは言いませんし、嫉妬と近いのかもしれないけど「悔しい」と思うことはあるので)、尚更「嫉妬する意味や目的って何なの?」と思ってしまうというか…。
が。
最近は「まぁ、相手が勝手にそういう感情になるのも分かる気がする…」と思うようになってきています。
それでもやはり、一方的に(相手の思い込みで)嫉妬されるのは気持ちがいいことではないのですが、人間の感情としてはそれは仕方がないのかな、と割り切れるようにはなってきました。
今回の「ワンドのスートカード」の学習で、なぜ嫉妬を向ける人がいるのか、自分の中で納得ができたように感じました。
ワンドの5~8までのカードを見て感じたんですよね。
こちらです。
【5】では、多くの人たちが同じ立ち位置で議論をしていますよね。
ああでもない、こうでもない、ああするべきだ、いや、こうだ…。
つまり、全員が同じポジションにいるんですよね。
【6】に進むと、1人が馬(よく見ると学芸会での馬のような張りぼての馬なのですが)に乗って「僕が採用された」のように見えます。
プロジェクトでいえば、リーダーに抜擢された、かのような印象ですよね。
背景に見えるワンド(棒)も高さも、馬に乗っている人の高さとそんなに変わらないです。
が。
【7】になると、人物が一段上に上がっています。
ワンドが下から突き上げられているということは、彼の下には人がいるということですよね。
プロジェクトというか組織で言えば、課長や部長に昇進したなどかな、と。
そして【8】は正位置では良い意味での急展開。
正位置にしても逆位置にしても、【8】が出るということは、【7】までは正位置の意味で完了しているということが言えるそうなんです。
ワンドの【8】が正位置で出た場合、【7】までの実績を認められて、新規プロジェクトを任されたとか、ヘッドハンティングされたとか、そのようなことが考えられますよね。
でも「良い意味での急展開」、急展開ということは【想定外】だったということが読み取れます。
つまり、【7】までに積み上げて来たことに対して、本人はあまり自覚していないということです。
でも、情熱的に理想を掲げて「こうなりたい!」と突き進んでいるときって、自分の実績を振り返ることってあまりなくて、常に未来を見ているので、自分がどのように周囲から見られているのか分からないって思いませんか?
なので、本人にしてみれば「急展開!!!」に感じるんだろうって思います。
で、逆位置というのは、正位置の性質が「不足している」「裏目に出ている」「過剰になっている」と、ちょっとバランスを崩した状態であることが示されるそうです。
視点を変えて解釈してみますね。
そりゃさ…。
【5】の時点では対等だと思っていた人が、自分より抜きんでた存在に見えてきたら嫉妬を向けてもおかしくないよね…。
でも、それがなぜ「嫉妬」なのか。
「すごい!」という賞賛や「羨ましい」という羨望ではなく、なぜ嫉妬なのか。
きっとそれは、嫉妬している人も、その人たちなりに情熱や理想を持って、努力をしてきた自負があるからなんだろうって思うんです。
それが認めてもらえない。
同じことをしていたように感じる別の人が自分が欲しかったものを手にしているように感じてしまう。
それはもう「悔しい」という「負け」を認める気持ち以上に、「何で?何で私じゃないの?」という疑問と不満を伴えば「嫉妬」になるんだろうな、と…。
つまり。
嫉妬を向けるような人って、実は情熱的だし、何かしらの理想を持っている人なんだなって気づけたんですよね。
心の中に「こうなりたい!」という希望だったり、きっかけだったり、そういう前向きなものがあった。
それでもなかなかうまく行かないし、うまく行っているとしても、イマイチ自分に自信が持てなかったりで、何だかモヤモヤする。
そんなときに目の前にうまく行っているように見える、幸せそうな人、楽しそうな人がいる。
「私だって、ああなりたいのに!」
そう思えば、そりゃ、嫉妬しますわな(^-^;
そして、情熱や理想の高さや努力などに比例して、嫉妬って大きくなるのかもしれないですね…。
嫉妬を感じたら
ちょっと話は逸れるのですが「エイブラハムの感情の22段階」ってご存知でしょうか。
引き寄せの法則だったり、運気を上げるためには「ポジティブな感情を感じる」ことが一番のショートカットだったりするようなんですよね。
その「ポジティブな感情」と「ネガティブな感情」にはどのようなものがあって、どのような感情がエネルギーが高いかを示しているものです。
リンクを貼っておきますね。
で、ネガティブな感情を感じたときには、その1つ上の感情に切り替わるように心がけると、徐々に感じる感情のエネルギーが高く保てるようになりますよね。
もちろん、感じた感情というものはしっかり認めてあげた方がいいです。
「あ、私は嫉妬しているんだな…」と。それを認めないと、その上のエネルギーに進むことはできないのですから、どのような感情でも感じて認めることはとっても大切だと思います。
が、その感情を認めないと、そのままの位置にエネルギーは留まったり、さらに低い段階になってしまいます。
これが最低レベル(22まで下がる)と精神的な疾患にも繋がってしまう可能性が高いため、メンタルヘルスのためにも「エイブラハムの感情の22段階」は役立つように感じます。
で、この「エイブラハムの感情の22段階」で【嫉妬】は20.と、かなーーーり低いポジションにあります…。
嫉妬することは悪いことではないけども…。
「あ、私は嫉妬しているんだな」と認めた上で、その上の段階…って。
その直前でも「憎しみ・敵意/激怒」とかなり激しい感情ですが💦
でも、せめて「12.落胆」まで持って行けるように、自分の感情を整える努力をした方が、何よりも自分自身のためです。
それと「嫉妬する」ということは、あなた自身も誰かから評価を得たいなど、何か他人からの反応を求めているということでもあると思うんです。
でも、その他人から見て「嫉妬しているあなた」は、素敵な人でしょうか。
人は違和感を感じるものや、不穏なもの、それは雰囲気だったり表情だったり…。
それは本人が自覚できない部分から出てくるものなのですが、人はそのようなものに敏感に反応して、ネガティブさを感じるものからは距離を取りますよね。
ネガティブなエネルギーを発している人に、好意的に近づきたいでしょうか。
高く評価をしたいでしょうか。
相手からの評価だったり、何かしらを得たいのであれば、自分がどのようなエネルギーを発しているのか「エイブラハムの感情の22段階」を指標にして考えてみましょう。
相手の気持ちになって、自分がどのようなように見えているのかを考えてみてください。
どのようなエネルギーを無意識に相手に与えているのか。
それを考えてみたら、自分がどのような状態になれば相手に評価をしてもらえるのかを考えてみてください。
「それでも私だって頑張っているのに!」と思うことも多いと思います。
とっても残酷な話なのですが、恐らくその場合「努力する方向が間違っている」というサインなのだろうと思います。
嫉妬している相手が輝けるよう、あなたにも、別の方法で輝けることがあるはずなんです。
そちらを見つけた方が、最終的にはあなたにとって幸せなのかもしれません。
それともう1つ。
人って「自分と同じ匂いがする人」「自分と似ている人」に安心感を持ったり、好意や親近感を覚えますよね。
たとえば、あなたが「嫉妬」というエネルギーを出したままだと、同じようなネガティブなエネルギーを持った人たちが周りに集まってくるということです。
そのような環境で生きたいのか、それとももっと違う環境で生きたいのか。
それについても、しっかり考えた方がいいように思います。
最後に
タロットカードの考察から「嫉妬」の話を書いてみました。
そして紹介した「エイブラハムの感情の22段階」ですが、もちろんこの段階どおりに感情が進むわけではなくて、一気に飛び越えて、上がったり下がったりしますよね。
思い切り愚痴ですが、本当に新型コロナウイルスの政府および(私の住まいでもある)神奈川県の対応、はっきりいって「果てしなく無策に近い愚策」を見るたびに、「17.怒り」に簡単に感情が落ちるんですよ…。
こちらが日々、自分の感情をせめてニュートラルにしておきたいという努力を簡単に崩さないでくれよ、と思ってしまいます…。
これが「虚構新聞」のように架空の話だったり、自分には一切関係のない話だったら「よくそんなこと、思いつく!ひどいけど面白い!」って思えるんですが、完全に自分に起きている現実だからこそ「面白い」とは思えず…。
「よくそんなこと、思いつく!ひどい!」と、怒りしか出てこないんですよね(涙)。
それでもこのタロット講座の学習は、「6.希望」だったり「4.ポジティブな期待」「3.やる気」を持たせてくれています。
取り組むことでポジティブになれるので本当に嬉しかったりもします(^^)
そして。
「私もタロットカードからいろいろな感情について考えてみたい!」「タロットカード、面白そう!」と興味を持ってくださったら、以下のリンクから無料講座の案内を見ることができますので、見てみて下さい。
私もこの無料講座から、タロットカードの学習を開始しました。
今回も最後までお読みいただいてありがとうございました☆
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