プリンスの死に想う、睡眠と記憶の定着
アメリカのスーパースターがまた一人、天国に旅立ちました。
プリンス。享年57歳。
まだまだ若い年齢ですよね。
現在、死因を特定しているようですが、こんな記事がありました。
「154時間連続で作業してたんだ。先週末は彼と一緒にいてね。彼は素晴らしい義理の兄だったんだよ」
こんなことが記事の中には書かれていました。
そりゃ、死んでしまうよ。
人は「食べない」こと以上に「眠らない」ことの方が命に関わります。
その理由はこちらから。
上記のリンクに様々なことが掲載されています。
これは私個人の憶測に過ぎませんが、プリンスの集中力の高さが作業時間の長さになったのではなく、眠らないことで脳が覚醒して、幻覚を起こしていたのではないか、と思えてなりません。
睡眠薬の乱用など、薬物使用と同様な朦朧とした状態からの幻覚や、体の状態を生み出していても、何の不思議もないのかもしれない。
本当にあくまで個人の推測ですが、そんな気がしてしまっています。
そして。
思いきり話題を変えてしまいます。
2つ目のリンクの記事にある、睡眠の役割の部分に少しだけ触れようかと思います。
しっかりと眠ることで、記憶が定着されるというのは、やはり本当のことだと思います。
脳というのは、主語を認識しないということと、否定形も認識せず、感情についても判断をせず、その人の思うままを指示として認識するそうです。
私たちは、「顕在意識」という自覚がある意識、それと「無意識」と呼ばれる、自覚出来ない「潜在意識」というものがあり、実は私たちをコントロールしているのは潜在意識のようですね。
その、顕在意識と潜在意識の境界が弱くなり、潜在意識に自分が自覚している顕在意識が定着しやすいのが、眠る寸前の時らしいです。
もし、寝る時に布団の中で「明日寝坊したらまずいなぁ」と繰り返し思いながら眠ったとします。
脳は、否定形も感情も認識しないため、「明日、寝坊する」という事を、顕在意識が指示をした命令として、潜在意識に届けていくそうです。
そして、眠っている間に「明日、寝坊する」と繰り返し命令し、記憶として定着させていくので、結果として、思った通りに寝坊する確率が上がるのだそうです。
そのため、寝坊したらまずいのであれば「明日は6時に起きる!」と、自分が望む行動を思いながら、眠ればいいのです。
また、朝起きた時も、眠い状態なので、やはり、顕在意識と潜在意識の境界が弱くなっているようなのです。
その、朝起きた時に「会社、行きたくないなぁ」と思ってしまうと、脳は「会社に行かない」という思いを叶えるために体に命令を出すため、急に体調が悪くなったり、トラブルが起きてしまったりするそうです。
「引き寄せの法則」ってありますよね。
それは、潜在意識が自分の願いを叶えることを言います。
そのため、ポジティブな願いもネガティブな願いも叶えようと、強く働きかけてしまうんですよね、潜在意識と顕在意識の境界が弱くなっている時は特に。
何の邪念や強がり、理想でもなく、素直な想いこそ、顕在意識という経験や常識など、意識できる情報に邪魔されていない分、叶いやすい。
確かに眠たい時って、小難しいこと、考えませんもんね。
結構、自分の気持ちに正直になっていること、多いですよね。
それと、イヤな予感が当たるのも、それが理由ですよね。
「こうなったら、イヤだなぁ」は、脳(無意識)には「こうなって欲しい」という命令で聞こえますから、そうなるのですよね。
その後に自分の経験などを理由にして「そうなる可能性」を強化しちゃっていれば、尚更思いは強まりますから、結果として自分の思い通りになっただけですよね。
いやー。
脳って素直なんですね。
素直で向上心が高い、「素直な負けず嫌い」が成功しやすく、願いが叶いやすいと言われるのも納得です。
素直になること、それが成功例であったとしても、経験や常識に頼らないこと。
これ、大事なことかもしれないですね。
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