解毒…?

私はすでにいい年齢、世間では十分に「大人」と呼ばれる年齢です。

そんな私が最近になって気づいたこと。

自分の母親はとても「過保護」であって、『良かれ』と思って、自分の価値観を押し売りしてくる、押し付けてくるタイプで、相手の意思を尊重することがない人だな、ということ。


最近「毒親」とか「母が重い」というような言葉が書店などでも多く見られると思うのですが、典型的なそのパターンなのだろうと思います。


が。

私の両親は私が中学生の時に正式に離婚はしているのですが、父が家に帰って来なくなったのは、それより前で、家にお金を入れなくなってしまったのも、私が小学生の頃からでした。


母は「このままでは、子供たちが高校に進学できないかもしれない」ということもあり、そして日々の生活もあったので、昼夜問わず働くしかありませんでした。


私には2歳離れた弟がいるのですが、私が弟の面倒を見て、出来る家事の手伝いをしていたせいもあるのか、母は私のことを「しっかりした頼もしい子供」だと思っていたようです。


そのためでしょう。

いつも私のことは後回しにされている。

私のこと、そして家のことまで後回し(弟は今別居中なので、実質2人家族。つまり、私のことも自分のことも後回し)なので、部屋を全く掃除しないんですよね。

家中、物であふれています。

私は子供の頃からそうだったから、それが当たり前だとも思っていました。


でもさすがに年齢が重なって来ると違和感も覚えて、「どうにかしなければ」とずっと思っていて、3年くらい前かな?一念発起して「自分の部屋だけでも!」と、断捨離を決行。

自分の部屋は、以前に比べたらとっても綺麗になって、今でもそれを維持しています。


が、母はそれでも何も自分ではしようとしてくれない。

部屋も物で溢れている。冷蔵庫の中も賞味期限なんてとっくに切れている食材が沢山入っている。


そんなある日、もう1年くらいになるのですが、私がとっても大切にしている洋服を、私が自分の服は自分で洗って、しっかり「何がどこにあるか」を把握しておきたいと言っているのに、これも「良かれ」と思って勝手に洗濯をして、畳んで置いておいた結果、私の服としてまとめておいたであろう場所にはその服がなく、聞くと「知らない」と言われ「そんなはずはない!探して!」と言われ「疲れているから今度」と、いつもはぐらかされ、1年ずっと「いつになったら見つけてくれるの?」と、毎日イライラしている感覚でした。


何度も何度も、掃除をして欲しい、片付けて欲しいし、食材だって買って来てそれをそのまま捨てるような、結論としてお金を捨てるようなことは、いい加減やめてくれ、と、伝えても、聞き流され…。


以前は柔らかく伝えていましたが、軽く思われているのか何なのかで、全く聞いてくれない。

私も堪忍袋の緒が切れて、その話をしている時に、相変わらずまともに話を聞こうとしない親に向かって、飲んでいたジュースをコップから投げてかけたり、物を投げつけたり、殴ってしまったりなど、強い怒りと悲しみで、感情のコントロールが出来なくなってきました。


「このままでは、母親を包丁で刺してしまうのではないか」


そんな、自分の感情のコントロールの出来なさから、違う不安が襲って来ても、母は相変わらず私の話を聞こうとせず、それなのに、近所で自宅療養中の叔父(一人で歩けている)や、近所の人からの連絡にはすぐに家を出て行く。


「いつまで私は後回しなの?」

「このままではいけない…」


本当に色んな感情が入り混じって来て、気が狂いそうになっていました。


母には妹が2人、弟が1人いて、自宅療養中の叔父を、母と叔母の1人(もう1人は山陽地域にいるため、遠くてこちらには来ていません)がフォローしていることもあり…。


その叔母は嫁ぎ先がとても厳しくて、部屋の片づけなどは徹底して、再教育をされたようです。冷静に考えてもくれますし、母のことはもちろん、私のことも知ってくれています。


母のことを、以前通学していたカウンセラースクールの講師にちょっと話したら、「典型的な『私が悪いって言うんですか?私も一生懸命でしたし、子供のためを思って!』」と、しんどそうな子供を前に言えるタイプ」(つまりは自分を反省しない過保護タイプ)であろう可能性も言われていたのもあり、母との話をカウンセラーに頼むと、えっらい時間もお金もかかりそうだしとも思っていたけど、もう、誰かが間に入らないと無理だ。


そんな経緯から、母には「お母さんとのこと、家の状態を相談したいから、叔母さんに家を見てもらいたい。家に来てもらって?」と話していました。

そこも相変わらず返事だけ。

本当に連絡したのかすらどうかも分からないような返事が買ってくるばかり…。


「こっちが本気で苦しんでいる気持ちも知らないで…!」


そう思っていた土曜日、母がまた誰かからの電話ですぐに支度をして外出をしました。


「明日探す」

「明日掃除する」


その明日はいつ来るの?

自分の服だけじゃない。

いつまで物に占領された家で暮らして、いつまで台所で寝てそこで生活して、私がご飯を作りたい、覚えたいと言っても、その機会を作ろうともせず「良かれ」と勝手に料理を作り、「疲れているから」と、横になってしまうことで私は気を使ってお風呂にすら入れない時がある。

それなのに、勝手に私の部屋には入って来て、あったはずものがなくなっていたりする。

色んな私の大切なもの、断捨離を経て「絶対に必要で大切なものしか手元に残さない」と決めて、物は置かないようにしているし、厳選しているからこそ、些細な1つ1つが大切なのに、何でそれを勝手に奪えるの?


そう感じたら。

「家に入れなくしてやればいいんだ。

 そうでもしなければ、私がどれだけ怒っているのか、納得していないのかも分からないはず。

 叔母が来て、叔母の顔を見るまでは開けないって、条件をつけてでも、叔母を呼んでもらおう。

 そうでもしないと、母は私の話を聞こうともしない。頭ごなしに怒るだけだろう。

 親戚とはいえ、両方の話を聞いてくれて、「ダメはものはダメ」と両方にしっかり言ってくれるのは、叔母しかいない。」


ということで、外のドアに張り紙をして、内側から施錠とチェーンロックをしました。


張り紙には。


「汚い部屋のことも後回し。

 私のことも後回しにしてでも、そんなに近所や親戚にいい顔をしたいのなら、そちらの家に住めばいい。

 ここには帰って来るな!」

のように書きました。


とにかく、叔母を呼び出すための手段で、まぁ、家を人質にしたようなものですね。

それでも私は全然嬉しくもなくて、かといって涙も出なくて…。

でも「どうしよう」とも思ってなかった。

その間に服を探そうとも思わなかった。

本当に何も考えられなかったです。

それでも服を探そうとしなかった理由。


自分がとっても感情的になっている自覚はあったので…。


自分の服がどこかに行ってしまう。

自分の服や物が奪われて、平然とされているのに腹が立っている私が、たとえ乱雑に物を扱っている母のものであっても、母に同じ不快感を与えるのはイヤでした。

私から見たら、価値がないようなものでも、母にはとっても大切なものかもしれない。


私はそう思うのに、母はなぜそう思ってくれないのだろう…。

そう思うと悲しくもなりましたが、それでも、やっぱり同じことはしたくない。

だから、服を探そうという気持ちが起きてきませんでした。

翌日、母が叔母を連れて家に戻って来たので、家に入ってもらい、叔母に仲裁をしてもらいながら、話をしました。


叔母には「次にやったら警察を呼ぶ!」と、こっぴどく叱られました。

でもしっかりと話を聞いてくれました。

叔母は(母の妹にあたります)母に。


「確かにね、こんなに汚い部屋だったら、落ち着かない。

 こんな状態の家よりも先に、親戚であっても外の面倒を見に行くなんて、輝凛ちゃんが怒るのも無理はないし、当たり前だよ。

 お姉ちゃんはもう高齢者だから、部屋が汚くてもいいかもしれない。

 でも輝凛ちゃんはまだ若い部類に入るわよ。

 若い女の子がこんな部屋に住んでいたらいけないし、可哀想!

 でも、自力での片付けは無理よね、ここまで来たら…。

 業者を呼んで片付けてもらいましょう。それしかないでしょ。

 それと、ある程度片付いても、また部屋を汚すかもしれない。

 輝凛ちゃんはいろんな環境が整い次第、家を出て一人で暮らした方がいいわね。」


ということに。


他にも、なかなか話を聞いてくれないこと、小さい頃から「しっかりしている」と決めつけられて、私が親に合わせて言葉を選んでいたこと、いろんな苦しいことも全部話しました。


私が病気がちだったこと、カウンセリングに行っていろんな効果はあったけど、お金がかかりすぎてしまって、今、返済のために法律事務所に間に入ってもらっていること、そしてカウンセラースクールに通って自分の面倒を見れるようになり、カウンセリングに行かずとも大丈夫なようになりたいと望んでいたことなどなど…。

そのような状態の背景にも、やっぱり生育環境がある可能性も伝えました。


今すぐにはお金がないけど、いずれ家を出た方がしっかり親離れ、子離れも出来ると思ったので、お互いのためにもその方がいいと私は思っていたことも伝えました。

それでも。

母も母で一生懸命だったのは、よく分かります。

「良かれ」と思って、動きすぎた。

決して私たちを嫌っているのではない、むしろ大切だからこそ、だというのも分かります。

でもそれは親切の押し売りだったんですよ、残念ながらね…。


そんなことよりも。

もう、役割で生きなくていい。

自分のためだけに生きて欲しい。

部屋が片付いたら、絶対に気持ちが落ち着いてくるだろうから、ゆっくり休もう。

変に頑張らなくていいんだよ、と、私と叔母からも、母には話しました。


人は「良かれ」と思って、他人を傷つける。


これは、カウンセラースクールで聞いて、とっても納得した言葉でした。


それでもね。

現実として、台所も本当に物だらけで、冷蔵庫の中もひどい。

そして最近私は貧血気味で、しっかり食事で体調管理をしたかったのに、母は「簡単なもの」をすぐに用意してしまうので、体にいいものも食べられず、かといって、「食べない」と言って処分することは、お金を捨てることと同じなので、仕方なく食べていますが、本当はそれもやめて、自分の食事は自分で用意したい気持ちがあることも伝えました。


で。

冷蔵庫は片付けました。

本当にひどくて、泣きながら片付けました…。

「私、こんな酷い保管状態の場所にあったものを食べさせられていたんだ…」と思ったら、本当に泣けてきたし、それを見せられて「子供が嫌いな親なんていないでしょ!?」と言われても、何の説得力もありませんからね…。


そして、自分が食べたいと思っていた食事を用意することにしました。


…。

あの…、想像はしていました。

私、たまーにお菓子作りはしていたんですよ、どうにか片付けて。

その時から「絶対に普通の料理の方が簡単だろうな」という想定はありました。


想定通りでした…。


貧血対策で、当面の間「ひじき煮」を食べ続けようと思い、作りました。

初めての料理の割に「しょうゆとみりん…。え?なら、めんつゆを入れればいいよね」と、レシピ通りにも作らないし、「めんつゆにするなら、多分これくらいでしょ」と、適当に入れました。


…すげー、美味しかった!!


やれば出来る、私。

私、料理は出来ないと思い込んでました。

出来るじゃないか…。

さらに、翌日の自分のお弁当の準備も出来ていますよ…。

何だよ私、家事全般、出来るんじゃないか…!


そして作ったひじき煮は、母にも食べてもらったら「美味しい!初めてとは思えないわよね…!」と、味以上に、手のぬき方を褒められました…。


そんなこんな。

まだまだ時間はかかりそう、始まったばかりだから当たり前だけども、やっと私も母に本音が言えるようになってきたし、我慢しないでいられるようになったな、と…。


私は…、自分の感情を間違えて表現してしまうことが多いと、あることをきっかけに気づくことが出来たんですよね。


嬉しいはずなのに、怖くなってしまう。

嬉しいのに怒ってしまい、その怒りのストレスが胃に来て倒れてしまったり。

真っ直ぐに「嬉しい」というポジティブな感情が出て来なくて、他の感情も含めて、しっかりと受け止めたり、それを表現することが、まだまだ苦手だな、と思えています。


だからこそ。

母には重たいかもしれないんだけど、私は怒りも悲しみも、遠慮なく母にぶつけてしまおうと思っています。

やっと素直に泣けるようになった。しっかり怒れるようになった。

私もどうにか、自分の本当の気持ちに気づけるようになれてくるかもしれない。


そんな矢先。

叔母からメールが入り、母が叔父の家に行って面倒を見ていた時に、「実は昨日、一睡もしていない」「物忘れが強くて…」と愚痴り、寝込んでしまったとの連絡が…。


確かにここ数年、痴ほう症のような状態にも見えていて、物忘れなどが心配でした。


叔母にはそれも相談していて、「病院に連れて行こうか」と話してもいたのですが、本人が拒むので無理強いはできないと、見合わせようと話していたのが数日前…。


うーん、掃除が出来ないのは今に始まったことじゃない…。

痴ほう症なのか、うつ病なのか分からないけど…。


「私がいなきゃ」「頑張らなきゃ」と、自分のことを置き去りにして、周囲のために頑張りすぎて「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と、考えすぎて、脳が疲れてしまったのかもしれない…。


だから人の話も聞けない、忘れてしまう、掃除もできないのかもしれない…。


そこに来て、今まで激しく怒ったり泣いたりしなかった娘が反抗期のように、騒ぎ出して、すぐに怒るし、すぐに泣く。

それに加えて「良かれと思って動きすぎだ!」と責めて来たように思えたら…。


倒れてもおかしくないし、自分を責めまくっているかもしれない…。

強いショック状態にもなっていて、脳みそがキャパオーバーしてしまったのかもしれない…。


痴ほう症なのか、精神的なショックから、一時的なうつ病状態なのか、判断はつかないです。

ただ、私が今まで色んな病院で体調不良を診てもらった時、そして受けたカウンセリングやカウンセラースクールで教えてもらったことを総合すると…。


感情、思考以上に、体の方が異常だったり異変には正直で、しっかりサインを出す、ということです。


きっと、いっぱい考えすぎて、脳みそがショート寸前なんだろうな…。

その結果、私のことも弟のことも、叔父や叔母のことも忘れてしまったら悲しい…。


そう思っているので、週明けに、まずは精神科に連れていき、精神的な疾患と痴ほう症、両方の観点から診察して頂こうかと思っています。


物忘れ外来にも行かせたことがあるのですが、他人のために頑張る人で、他人様には失礼がないようにと振舞ってしまうので、緊張感が出たのか、「異常なし」の結果で帰ってきたことがあるので、まずは精神科かな、と、思っています…。


…面倒くさい(苦笑)。

もー、何でいつまでも親に振り回されるの?って思うんですけど…。


自宅から親を閉め出し、叔母に間に入ってもらって、無理にでもしっかり向き合わせて話をしてもらおうと思った以上、私も母親から逃げるワケにはいかないんですよね。


くっそー、こんな割り切りをするために、こんな冷静に落ち着いて対応が出来るようになるために、カウンセリングを受けたり、カウンセラースクールに行ったんじゃないはずなのに…(涙)。


でもまぁ。

今まで私も母親に甘えて来たのも事実なので…。

母親が本当に困っている時にこそ、そして、気持ちを緩めたい時にこそ、甘えさせないと、母も報われませんからね…。


私の場合、確かに母からは「心理的には虐待」を受けていたかもしれない。

人は良かれと思って、他人を傷つける。

それは「良かれ」と思う相手への気持ちが強ければ強いほど、相手が受ける傷も深くなってしまうのかもしれない。

そして私自身が「母にだって悪気はなかった」「私のために一生懸命だったんだ」ということが母の事情として認識できている。

だからって、それで全てが許されるワケではないんだけどね。

そして残念ながら、私の方が精神的に大人になっていることにも気づいてしまったので…。


お金では面倒見られないし、親から離れて暮らしたい気持ちは揺らがないので、しっかり「気持ち」はかけますかね、自分が負担にならない程度に…。


私がこういう風に育ったのも、お母さんは口だけのクセに、私に理想の人間像を小さい頃から伝えて来たからですよ。


  • 人に嘘はついてはいけない
  • 文句を言うなら、先にやることやってから
  • 自分の思ったことはハッキリ言葉にしましょう
  • 相手の気持ちを思いやりましょう
  • 大人だって間違うことはあるから、自分でしっかり考えましょう


その結果が、今の私ですからね。

自分が育てた子が、自分を助けてくれるかもしれないよ。

そう思ったら、自分の生き方を認められるかもしれないね、お母さんも。


あーーー、もーーーー、どいつも、こいつも、人のために、他人の笑顔のために頑張り過ぎなんだよ!!!

バカじゃねーの?本当に…!

自分を押し殺したり、しんどくなったり、疲れ果てるまでやったら、相手は悲しいんだよ!!

私も以前はそうだったけど、「やーめた!」って、人のことを気にして頑張るのをやめて本当によかったよ。


一番大事なのは、自分です!

自分の体、自分の気持ちが疲れていると思ったら、立ち止まるべきです!

どいつもこいつも、自分のことを放っておくから、おかしなことになるんだよ!!

自分を守れるのは、自分しかいませんからね。

自分をいじめないで下さい、どんな人も。

そして、その自分をいじめることしか知らないために、自分の子供を無意識にいじめてしまう虐待も、まずは自分で自分を見つめ直すことから防げる、なくしていける可能性はあるので…、どんな人も立ち止まる勇気と、自分を見つめる勇気を持って欲しいなって思います。


ということで。

これから不定期、気まぐれ的にですけど、母との様子をブログに残しておこうと思っています(予定は未定。ブログ以上に目の前の現実が優先なので、当たり前っすね)。


私と同じよう、過保護な母親に苦しんでいる人もいるかもしれない。

そして、自分では頑張っているつもりなのに、お子さんや周囲に伝わらなくて、苦しんでいるお母さんや頑張りすぎてしまう女性も多いかもしれないので。


私のやり方や考えは、相当、荒療治的だし、他人にはおススメできないんだけども、それでも何かの参考に出来たりする方がいらっしゃったら、うちの母も報われると思うのでね…。


もー、本当に疲れますわ(苦笑)。

でも、私は…誰よりも「私なら出来るはずだ!」と自分を信じているので、周囲に、親戚たちや専門家に手伝ってもらいながら、自分の笑顔のために、頑張ります!

輝凛(きりん)の独り言

日々の生活や、ニュース、色々な人からの言葉、本などから、私なりに感じた事を綴っていきます。 その他、運営している別サイトへのリンク記事もあります。